出典:https://anisong-station.jp/archives/7887
2020年2月17日に放送されたアニメ「pet(ペット)」第7話「リベンジ」のネタバレと感想です。
香港に渡ったロンは敵対マフィアの壊滅を図ります。その頃司も「会社」に必要不可欠な幹部になるためにある計画を実行しようと考えていました。
ネタバレを含んでいるので気になる方は注意してください!
アニメ【pet(ペット)】第7話「リベンジ」のあらすじ(注:ネタバレあり)
ロンが敵対マフィアのボスの孫(陳大豪)をターゲットにする
香港に渡ったロンは会合に遅刻しそうになって焦る大豪の車に乗り込んで記憶操作を開始します。ここて使われたのが連れていた女の子メイリンの「蝶」。
そう彼女も「潰し屋」だったのです。しかし彼女は他の「潰し屋」たちと違って自我がないように見受けられました。「イメージ」を持つ前の悟やヒロキのように。
ロンは「蝶」に乗って大豪の記憶に介入し、ある作戦の指示を植え付けます。
メイリンの能力の副作用
仕事を終えたメイリンは自身の「ヤマ」の中で燃え盛る炎や潰した陳大豪の「タニ」の流出に苦しみます。
どうも彼女は「ヤマ」を「タニ」で囲んで「鍵」を掛けるやり方を林から教えてもらっていないようです。
イメージを持たないロンを記憶操作に介入させる強力な「蝶」の能力とそれに反比例した不安定な精神状態が「ベビー」の名の由来だと思われます。
「会社」の「社長」たちが敵対マフィアを潰す
「会社」の「社長」とロンそしてメイリンが敵対マフィアと手打ちをするために裸でクルーザーに乗り込んできました。
敵対マフィアのボスたちはすきを見て「社長」たちを抹殺するつもりでしたが、すでにロンが先手を打っていて、記憶操作された陳大豪とそのボディガードが味方のはずのマフィアたちに発砲!ボスは孫の大豪に射殺されて一挙に形勢が逆転します。
「社長」の父親は敵対マフィアが刺客として送られた気功術師に殺された過去があり、この件でリベンジを果たしたことになります。
潰れた「ヤマ」から復活した司
司は自身の「ヤマ」で林と楽しく会話していました。しかしその「ヤマ」にはまだ虫の湧いた死体など「タニ」の部分が残っていました。
恐怖で目を覚ました彼の髪は白髪だらけでした。気がついて部屋に入ってきたヒロキに司はシンクロを持ちかけ、盗聴される心配のない水槽のなかで司は「会社」の汚れ仕事をしなくても済むある計画をヒロキに打ち明けて了承を取り付けます。
シンクロできる時間が限られていたり、食事が喉を通らないなど、復活こそしましたが司の精神的ダメージは深刻なようです。
ジンとロンの会話
ジンはロンに電話で林を潰した司への不信感を強調し、警戒を怠るなと警告します。
マフィアの幹部らしく肉親への愛情を重視するロンは、血はつながっていないとはいえ精神的な父親同然の人を潰せる司は「会社」にとって危険すぎる存在だと考えています。
司の秘密の計画
司にはヒロキにも話していないもう一つの計画がありました。それは司やヒロキ以外で「ベビー」を作れる「イメージ」を持つ悟を抹殺することです。
司は林と長く暮らしていた悟を「会社」に敵対する「仮想敵」だと考えています。それに「イメージ」を持つ能力者を排除することは、「会社」にとって司自身やヒロキの存在価値が上がることを意味しています。
水槽でケンカしていた3尾の魚のうち1尾が死んでしまったのは何を意味するでしょうか。
アニメ【pet(ペット)】第7話「リベンジ」の感想・考察
ロンと司の「ベビー」に対する思惑の違い
ロンはお互いの精神的つながりが深すぎていまいち操りにくい司とヒロキたちpetを危険視していて、自我を持たずロンの指示に忠実な「ベビー」であるメイリンのほうを高く評価しています。
しかし司も自分たちに変わって仕事を行う「ベビー」の評価が高く、その「ベビー」を作り出すことができるpetの力を「会社」に高く評価してほしいと思っているようです。
彼らのこの思惑の違いは今後の展開で色々軋轢を生むことになります。
それにしても司の「会社」に対する徹底した忠実さはちょっと悲しくなりますね。「会社」に尽くせと命じた林を潰したのは司自身なので、もう司自身の気持ちで「会社」に尽くすと思い込んでいないと気がおかしくなりそうでもうどうしようもないんでしょうね。
それが司の「ヤマ」にまだ「タニ」の要素が残っている原因でもあるのでしょう。